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おすすめの本

  • 梨木香歩: ピスタチオ
  • 秋田公士: 本づくりの厨房から
  • 安房直子: きつねの窓

書籍・雑誌

2006年1月 9日 (月)

きつねの窓

025996730000_1 二年程前の展覧会で、藍染めの作家さんとご一緒しました。その方の指をみたとき、思わず、「窓作ってみてもらえませんか?」
と言ってしまいそうになりました。爪まで真っ青にそまった指は、まさに、ききょうやさんで染めたみたい。この物語を思い出して、「ねぇねぇ、oさんの指って、すごい指かも!」と夫に興奮して話したのを覚えています。この物語はひとりの猟師が、子きつねを追いかけて、一面桔梗の花畑に迷い込むところから始まります。そこにはききょうやという一軒の染物屋が・・。「ゆびをそめるのはとてもすてきなことなんですよ。」人間に化けた子ぎつねに言われて、桔梗の汁で、青く染まった、子きつねの指で作った窓をのぞくと、そこには、昔、鉄砲でうたれてしまった、子きつねのお母さんが見えたのです。猟師は鉄砲とひきかえに懐かしいあの子や、子供のころの景色が見える、素敵な青い指を手に入れますが・・・・。
安房直子さんの本に出会ったのは、小学生の頃だったと思う、いま読み返してみても、夢中になってしまう。全ての作品に、広がる独特の美しく幻想的な世界は、私の憧れでもあります。ずっと読み継がれていってほしい、そんな作品です。

2006年1月 4日 (水)

初詣

10947 昨日は初詣に行ってきました。去年のお札を納めて、新しいお札を求めます。お金を渡す時、「お納め下さい」お札をもらう時、「ご苦労様でした」と言ってもらえる。なんだか、一仕事したような気分!
 帰りの道には、お店が沢山ならんで、縁日大好きな私は人込みに押されながらも、キョロキョロ見物するのでした。
 ところで、みなさんは、「えんにち」という絵本をご存じですか?
こどものとも傑作集のなかの一冊で、とっても素敵な絵本です。兄妹ふたりが、屋台を見て歩く様子を絵だけでいきいきと描いています。
 友達の三歳の男の子に、この本をプレゼントしたくて、福音館に電話したことがあります。電話に出た、おじいさん、「あぁ、そんな本もありましたねぇ。残念ながら、もう作ってないんですよ。」こんなにいい本なのに、どうして!と思っていたら、復刻の動きがでているみたい。よかったー。
 屋台も大分様変わりして、去年の夏ぐらいから、ケバブ(棒にささったお肉をまわしながら焼き、焼けた表面のお肉をこそげとり、パンのようなものにはさんでたべる料理)を売るお店なんかをよく見るようになりました。屋台もいつの間にか国際化したものです。もちろんブームの韓国料理もありました。それはそれで、楽しいのですが、もう一度、この本のような縁日をみたいと思ってしまうのです。一生懸命かるめやきのお鍋をかきまぜるおばさんを見て、そんな風に思った一日でした。

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